この度、栃木公演『大谷石蔵の響き 〜とちぎ未来大使を迎えて〜』が、小学校中学生以上、その保護者や指導者、市民を対象とした啓発のための公演として、
「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」の決定を受けました!(2023/1/20)
「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」の決定を受けました!(2023/1/20)
全ての公演は、終了いたしました。ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました!
来年度のプロジェクトでも、ご来場を心よりお待ち申し上げております!
ノブラボ・コンサート・キャラバン 2022 |
「キャラバン」とは、元来、砂漠を行く一団や幌馬車といった意味を持つ言葉である。
この「ノブラボ・コンサート・キャラバン 2022」は、そのかつてのキャラバンによってもたらされた文化的な交流や融合をコンセプトとし、神奈川、東京、栃木の3カ所を巡るコンサート・ツアー・プロジェクトである。
プロジェクトでは、邦楽のみならず、現代音楽、クラシック、ダンスといったジャンルの垣根を越えた共演はもちろん、未就学児やその家族の来場、そして会場となる文化施設の環境や建築を訪ねる体験も含めた感性の交流と総合的な融合を目的としている。
めまぐるしく動いている社会の中で、私たち邦楽家にとって専門分野を超えた交流と融合は、次の世代に残したい、新たな舞台芸術をつくり出す重要な取り組みである。
この「ノブラボ・コンサート・キャラバン 2022」は、そのかつてのキャラバンによってもたらされた文化的な交流や融合をコンセプトとし、神奈川、東京、栃木の3カ所を巡るコンサート・ツアー・プロジェクトである。
プロジェクトでは、邦楽のみならず、現代音楽、クラシック、ダンスといったジャンルの垣根を越えた共演はもちろん、未就学児やその家族の来場、そして会場となる文化施設の環境や建築を訪ねる体験も含めた感性の交流と総合的な融合を目的としている。
めまぐるしく動いている社会の中で、私たち邦楽家にとって専門分野を超えた交流と融合は、次の世代に残したい、新たな舞台芸術をつくり出す重要な取り組みである。
Leaflet: Design by Yoshihisa Oda, Photo by Hal Poodle
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[神奈川公演]
KOTOで遊ぼ!〜音楽ワークショップ・アーティストを迎えて〜
とき:2022年6月12日(日)13:30開場/14:00開演
ところ:大和市文化創造拠点 シリウス やまと芸術文化ホール サブホール (小田急江ノ島線・相鉄本線「大和」駅から徒歩3分) コンセプト:「遊ぶ」ー子供から大人まで、箏の音楽を楽しもう! プログラム:宮城道雄 三つの遊び より「かくれんぼ」「汽車ごっこ」 溝入敬三 マイクロトーンズ・スタディ 沢井忠夫 鳥のように 箏とセッション!「KOTOで遊ぼ!」 チケット:一般 ¥3,000 ヤングシート ¥2,000(高校生以上25歳以下) 親子ペア ¥4,000(大人1名、子供1名・中学生以下、未就学児OK!) 出演:吉澤延隆(箏) おとみっく(坂本夏樹、桜井しおり) 主催:吉澤延隆箏曲研究所 後援:東海大学教養学部芸術学科音楽学課程 「遊ぶ」をコンセプトに、演奏家の曲解説を挟みながら、未就学児から大人までが一緒に、箏曲を楽しむコンサート。
遊び心を持って作曲された作品が並ぶプログラムでは、コントラバス奏者で作曲家の溝入敬三による微分音を用いた箏独奏曲の他、音楽ワークショップ・アーティスト「おとみっく」をゲストに迎え、《春の海》《六段の調》といった箏曲の代表的な音楽を使用し、客席の来場者が舞台上の演奏家と一緒に手拍子や体を動かすなど、演奏家の音楽に来場者も参加できる機会を用意し、より積極的に実演家と来場者の双方向性を試みる来場者参加型コンサートである。 |
おとみっく(坂本夏樹、桜井しおり)2012年結成。
イギリスやポルトガルから学んだ最先端の音楽ワークショップを独自の参加型音楽プログラムとして展開する音楽ワークショップ・アーティスト。 年齢や言語、障がいの有無を問わず誰もが参加できる音楽ワークショップやコンサートを様々な垣根を越えて開催している。 サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、フィリアホール等、多くの音楽ホールでの公演を実施。また、ロンドン交響楽団やBBC交響楽団等、海外のオーケストラとの共同プロジェクトに参加。現在10名のアーティストが所属し、これまでに約200公演、乳幼児から大人まで、のべ1万人以上がワークショップに参加。https://www.otomic-artist.com ソニー音楽財団「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」ワークショップ・コンサート「ベートーヴェンさん こんにちは!」絶賛配信中! |
[東京公演]
世界をつなぐ 〜フィンランド、オペラ歌手、ダンサーを迎えて〜
とき:2022年7月3日(日)13:30開場/14:00開演
ところ:銕仙会能楽研修所(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅A4出口から徒歩3分) コンセプト:「橋掛かり」ー箏、フィンランド、声楽、ダンス、能をつなぐ舞台 プログラム:ユハ T・コスキネン 天浮橋 十三絃箏のために 薄氷 十七絃箏のために 三木稔 竜田の曲 名倉明子 さくらはじめてひらく 〜二十絃箏のための〜 越谷達之助 初恋 中田喜直 さくら横ちょう R・シュトラウス モルゲン チケット:一般 ¥4,000 ヤングシート ¥2,000(小学生以上25歳以下、未就学児不可) 出演:吉澤延隆(箏) 北嶋信也(テノール) 小林啓子(コンテンポラリーダンス) 主催:吉澤延隆箏曲研究所 後援:フィンランド大使館 日本・フィンランド新音楽協会 東海大学教養学部芸術学科音楽学課程 “異なる世界と現世をつなぐ”と言われる能舞台の舞台装置「橋掛かり」をキーワードに、箏曲家、オペラ歌手、コンテンポラリーダンサーが互いのジャンルの垣根を越え共演する。異なる分野で共演する魅力や面白さはどんな所か、演奏家による解説を交え公演する。
また、日本文学に造詣の深いフィンランド人作曲家 ユハ T・コスキネンが日本神話を題材に作曲した現代箏曲の世界初演も含め、古典芸能の代表的な劇場である能舞台から”世界”へ繋がるための新しい魅力を発信する試みである。 |
ユハ T.コスキネン(作曲)*東京公演フォーカス・コンポーザーユハ T.コスキネン(1972-)は、世界的なアンサンブル、ソリスト、オペラ・カンパニーと共に作品制作を行っているフィンランド人作曲家である。彼のミュージック・シアター・プロジェクトには、パリのプレゾンス・フェスティバル(2017)とフィンランド国立オペラ(2019)での「Ophelia/Tiefsee」、ヘルシンキフェスティバル(2015)でのハンヌ・ヴァーアサネンとのコラボレーションによるモノローグ・オペラ「ルシア」、三島由紀夫の戯曲によるオペラ「サド公爵夫人」(2010)などがある。
彼の作品は、これまでに青木涼子(能声楽家)、福士恭子(ピアニスト)、佐藤紀雄(ギター奏者)、八坂公洋(ピアニスト)、吉澤延隆(箏奏者)、アジアンアート・アンサンブル、アンサンブル・ノマドといった日本人音楽家やアンサンブルにも作曲されている。 彼はシベリウス・アカデミー修士課程作曲専攻修了後、リヨン音楽院とIRCAMに学ぶ。カレヴィ・アホ、パーヴォ・ヘイニネン、カイヤ・サーリアホ、フィリップ・マヌリの各氏に師事し、国際ロストラム・ヤング・コンポーザーズ・オブ・ユネスコ第2位受賞(1995)、国際ナディア・アンド・リリィー・ブーランジェ財団奨学金(2000)、武生国際作曲賞受賞(2004)を得ている。近年では、2016年と2020年に愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻客員教授を務めた。 |
本公演は、小学校中学生以上、その保護者や指導者、市民を対象とした啓発のための公演として、
「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」の決定を受けました!
「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」の決定を受けました!
[栃木公演]
大谷石蔵の響き 〜とちぎ未来大使を迎えて〜
とき:2022年9月23日(金・祝)14:30開場/15:00開演
ところ:大谷石蔵スタジオ be off(東武宇都宮線「南宇都宮」駅から徒歩1分) コンセプト:「地域創生」ー地元地域の同世代名手と地場石材“大谷石” プログラム:三つ橋勾当 松竹梅 名倉明子 さくらはじめてひらく 〜二十絃箏のための〜 沢井比河流 土声 三木稔 箏譚詩集第二集《春》Op.56より 芽生え 尺八・箏・三絃のための 夕影の詩 チケット:一般 ¥3,000(全席自由/未就学児不可) 出演:吉澤延隆(箏) 前川智世(三絃) 福田智久山(尺八) 小林啓子(コンテンポラリーダンス) 主催:吉澤延隆箏曲研究所 後援:宇都宮市教育委員会 東海大学教養学部芸術学科音楽学課程 「地域創生」をコンセプトに、栃木県の広報大使でもある若手の邦楽演奏家とコンテンポラリーダンサーの共演による邦楽演奏会を、あえて通常のコンサートホールではなく石蔵を改築したスタジオにて開催する。
栃木県宇都宮市出身の作曲家 名倉明子による現代箏曲作品の演奏、会場となる石蔵スタジオで使用されている同市特産の地場石材「大谷石」にもフォーカスし、地元地域の芸術文化と地場産業の両方を合わせて発信する試みである。 |